先日、いつものように職場のパソコンでB-SELSのHPを覗くとタイミングよく日記のコラムが更新されており(11/17付)、そこには“YELLOW SUBMARINE UKステレオ初盤 美品 1O/1H!!!” というタイトルが躍っていた。イエサブ東南アジア盤を紹介されている10/11付の日記にSさんが書いておられるように、このレコードはB面がジョージ・マーティンのオーケストラ演奏ということもあってビートルズの全LP中で最もコスパが低いということは否定しない。しかしそれはあくまでも他のLPと比較しての話であって、新曲4曲が入ったLPサイズのEP(?)と考えれば全く問題ない。その初版ラウドカットが1Oという最初期スタンパーの生々しいサウンドで聴けるのだからこれはエライコッチャである。
新曲4曲の中では何と言っても「Hey Bulldog」が他を引き離して断トツに、圧倒的に、超越的に素晴らしい。私は昔から自他ともに認める「Hey Bulldog」マニアで、極論すれば私にとってこのアルバムは「Hey Bulldog」1曲で名盤なんである。とにかくへヴィーでありながらしっかりとロックンロールするところがさすがビートルズという感じで、どちらかと言うと当時サイケ色の強い作品が目立っていたジョンによる久々のストレートアヘッドなロックンロールが痛快そのもの(≧▽≦) あの尋常ならざる “ノリの良さ” はビートルズにしか出せない必殺のグルーヴだ。
そして日記の最後でSさんは “何よりもこの音を自慢したい。HEY BULLDOG、聴きに来てほしいなあ…” と書いておられるのである。最強のブルドッグを聴きにおいでと煽って(笑)おられるのである。ブルドッグ・マニアとして、こんなチャンスを逃すわけにはいかない。是非とも聴かせていただこうではないか。せっかくの機会だから色んな「Hey Bulldog」を片っ端から聴き比べて№1を決める「ブルドッグ選手権」をやるのも面白そうだ。私は手持ちのイエサブ盤を手当たり次第カバンにつめこんでB-SELSへと向った。
私:こんばんは。お誘いを受けて「ブルドッグ」聴かせてもらいにきましたで。
Sさん:これはこれは。ぜひ聴いて下さい。
私:ついでに各国盤の「Yellow Submarine」も持ってきたので色々聴き比べしませんか?
Sさん:(ニッコニコで)いいですねぇ。やりましょう。
①UKマト1盤・1Oスタンパー
私:では早速、優勝候補の筆頭 UKマト1の1Oスタンパー盤からお願いします
Sさん:これ、ジャケットの状態もすごく良いんです。
私:うわー、カドもスパインもめちゃくちゃカッチリしてますね。イエサブでこれほどしっかりしたジャケは見たことないです。
Sさん:じゃあ音を聴いて下さい。
私:おぉ~、ほぼ無音状態からいきなり凄い音が炸裂しますね。ベースもエグい!
Sさん:盤質が良いのも大きいでしょうね。
私:NM以上でしょう。スーパー・ウルトラ・ニア・ミントと言っていいレベルでしょうね。とにかくポールの闊達なベースが圧倒的で頭がクラクラしますわ。文句なしにブルドッグの最高峰でしょうね。
Sさん:ありがとうございます。
私:点数付けるとしたら間違いなく100点満点です。
②UKマト1盤・1GOスタンパー
私:次は私の手持ちのマト1盤なんですが、スタンパーは2桁です。実は DiscogsでA面 1Lって書いてあったのを喜び勇んで買ったらセラーがAB面のスタンパーを間違えて逆に書いとったというガッカリ盤なんですわ。よりにもよってイエサブでB面と間違えんなよ(>_<) まぁそのおかげでO(5)とGO(15)の興味深い聴き比べが出来るんですけどね。
Sさん:いやぁ、面白いですねぇ。(イントロが始まって)どうですか?
私:おぉ、結構差がありますね。ちょっとビックリです。スタンパーが10番違うだけやのに... 1O盤が100点ならこっちは90点ぐらいかな。
Sさん:盤質も良いし音もデカいんですけど、ちょっと差が出ましたね。
私:1O盤の方は理想的な音ですね。盤質+ジャケ+若スタンパーの3拍子揃った最強盤と言えるんじゃないですか?
Sさん:向かうところ敵なし、っていう感じですね。
私:これは参りました。 (つづく)
新曲4曲の中では何と言っても「Hey Bulldog」が他を引き離して断トツに、圧倒的に、超越的に素晴らしい。私は昔から自他ともに認める「Hey Bulldog」マニアで、極論すれば私にとってこのアルバムは「Hey Bulldog」1曲で名盤なんである。とにかくへヴィーでありながらしっかりとロックンロールするところがさすがビートルズという感じで、どちらかと言うと当時サイケ色の強い作品が目立っていたジョンによる久々のストレートアヘッドなロックンロールが痛快そのもの(≧▽≦) あの尋常ならざる “ノリの良さ” はビートルズにしか出せない必殺のグルーヴだ。
そして日記の最後でSさんは “何よりもこの音を自慢したい。HEY BULLDOG、聴きに来てほしいなあ…” と書いておられるのである。最強のブルドッグを聴きにおいでと煽って(笑)おられるのである。ブルドッグ・マニアとして、こんなチャンスを逃すわけにはいかない。是非とも聴かせていただこうではないか。せっかくの機会だから色んな「Hey Bulldog」を片っ端から聴き比べて№1を決める「ブルドッグ選手権」をやるのも面白そうだ。私は手持ちのイエサブ盤を手当たり次第カバンにつめこんでB-SELSへと向った。
私:こんばんは。お誘いを受けて「ブルドッグ」聴かせてもらいにきましたで。
Sさん:これはこれは。ぜひ聴いて下さい。
私:ついでに各国盤の「Yellow Submarine」も持ってきたので色々聴き比べしませんか?
Sさん:(ニッコニコで)いいですねぇ。やりましょう。
①UKマト1盤・1Oスタンパー
私:では早速、優勝候補の筆頭 UKマト1の1Oスタンパー盤からお願いします
Sさん:これ、ジャケットの状態もすごく良いんです。
私:うわー、カドもスパインもめちゃくちゃカッチリしてますね。イエサブでこれほどしっかりしたジャケは見たことないです。
Sさん:じゃあ音を聴いて下さい。
私:おぉ~、ほぼ無音状態からいきなり凄い音が炸裂しますね。ベースもエグい!
Sさん:盤質が良いのも大きいでしょうね。
私:NM以上でしょう。スーパー・ウルトラ・ニア・ミントと言っていいレベルでしょうね。とにかくポールの闊達なベースが圧倒的で頭がクラクラしますわ。文句なしにブルドッグの最高峰でしょうね。
Sさん:ありがとうございます。
私:点数付けるとしたら間違いなく100点満点です。
②UKマト1盤・1GOスタンパー
私:次は私の手持ちのマト1盤なんですが、スタンパーは2桁です。実は DiscogsでA面 1Lって書いてあったのを喜び勇んで買ったらセラーがAB面のスタンパーを間違えて逆に書いとったというガッカリ盤なんですわ。よりにもよってイエサブでB面と間違えんなよ(>_<) まぁそのおかげでO(5)とGO(15)の興味深い聴き比べが出来るんですけどね。
Sさん:いやぁ、面白いですねぇ。(イントロが始まって)どうですか?
私:おぉ、結構差がありますね。ちょっとビックリです。スタンパーが10番違うだけやのに... 1O盤が100点ならこっちは90点ぐらいかな。
Sさん:盤質も良いし音もデカいんですけど、ちょっと差が出ましたね。
私:1O盤の方は理想的な音ですね。盤質+ジャケ+若スタンパーの3拍子揃った最強盤と言えるんじゃないですか?
Sさん:向かうところ敵なし、っていう感じですね。
私:これは参りました。 (つづく)