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Channel: shiotch7 の 明日なき暴走
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ジェイソン・ステイサム特集② ~ステイサム主演の傑作編~

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⑤トランスポーター(2002)
 ジェイソン・ステイサムの魅力はその痛快無比なアクションと、クールでありながらユーモアのセンスも忘れないところだと思うのだが、そういった要素をグッと濃縮還元したような傑作が「トランスポーター」シリーズだ。この映画でステイサムは元特殊部隊のプロの運び屋の役を演じており、カンフーを駆使して敵を蹴散らしながらテンポ良くストーリーが進んでいくので観ていて実に気持ちが良い。スー・チー演じるヒロインのライも可愛かったし、フランス人らしいエスプリを感じさせるタルコニ警部も実に良い味を出していてキャスティングも文句なし。3作あるシリーズのうちではこの1作目が一番好きだが、3作目の “5秒やるからこの汚い手をどけろ” のシーンも必見だ。
『トランスポーター』予告編

5秒やるからこの汚い手をどけろ


⑥バトルフロント(2013)
 「エクスペンダブルズ」シリーズでコンビを組むシルベスター・スタローンが脚本を担当した作品で、ステイサムは可愛い娘を守る父親役を演じているのだが、これがもう絵に描いたような “最強の父親” そのもの。いじめっ子に対してこの娘が逆襲してボコったことが発端となって閉鎖的な田舎町の中で事態がどんどんオオゴトになっていくというちょっとダークな展開なのだが、基本的には “ケンカを売る相手を間違えたな...” 的なシチュエーションでのステイサム無双を堪能するための作品だ。敵役がショボすぎてハラハラドキドキ感に欠けるのが玉にキズだが、最終的に娘もネコも無事戻ってきてメデタシメデタシのハッピー・エンドなので、観終わった後は気分スッキリだ。
ジェイソン・ステイサム主演!映画『バトルフロント』予告編


⑦メカニック:ワールドミッション(2016)
 ステイサムの「メカニック」シリーズでは1作目の続編にあたるこの「メカニック:ワールドミッション」(原題は Resurrection レザレクション =“復活”)の方が断然面白い。1作目は主人公の殺し屋アーサー・ビショップのお披露目程度の内容で大したアクションも無かったが、この続編では世界を股にかけた大立ち回りがふんだんに楽しめて言うことナシ。冒頭で敵の部下を蹴散らしてゴンドラからダイヴしてパラグライダーに飛び移るシーンは007みたいなカッコ良さで胸熱だし、人質の女性が囚われている船に一人で乗り込んで敵を殲滅するシーンなんてまさに “ワン・マン・アーミー” そのものだ。キャスティングでは大好きなミシェル・ヨー(→スタートレックでフィリッパ・ジョージャウ役を演じた女優さん)がメイ役で出ているのが嬉しかった。
映画『メカニック:ワールドミッション』予告編


⑧ワイルド・スピード:スーパー・コンボ(2019)
 「スーパー・コンボ」は原題の「Hobbs & Shaw」が示すように、ルーク・ホブス(ロック様)とデッカード・ショウ(ステイサム)の二人が主演を務めるワイスピ・シリーズのスピンオフ作品で、時系列的に言うと8作目の「アイス・ブレイク」後日談という位置付けだ。価値観からライフスタイルまで何もかもが正反対の水と油な二人が世界の危機を救うために最強 “坊主マッチョ” タッグを結成し、お互いに文句を言い合いながらも(←これが一番オモロイwww)協力して悪の組織に挑んでいくという典型的なアクション・コメディー作品に仕上がっている。デッカードの妹役のハッティも随所でキレのあるアクションを披露しており、テクニカルな絡み技を瞬時にキメてしまうシーンには唸ってしまう。それと、スーパーカーのマクラーレン720Sがロンドンの街中を疾走するシーンがめちゃくちゃカッコ良かった。
仲良しwww 【ワイルドスピード・スーパーコンボ / Fast & Furious Presents Hobbs & Shaw】

【ワイルドスピードスーパーコンボ】マクラーレン720Sの最高にかっこいいシーン(吹替版)

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