【60's ヘレン・メリル】「The Artistry Of Helen Merrill」「Bossa Nova In Tokyo」
①The Artistry Of Helen Merrill この「ジ・アーティストリィ・オブ・ヘレン・メリル」はエマーシー/マーキュリー・レーベルを離れたヘレン姐さんが1965年に Mainstream Records というマイナー・レーベルからリリースしたレコードで、世界各国の民謡やポピュラー・ソングを歌ったいわゆる “企画アルバム” である。...
View Article【70's ヘレン・メリル】「Helen Sings, Teddy Swings」「John Lewis / Helen Merrill」
①「Helen Sings, Teddy Swings」 私はジャズの全ての楽器の中ではブラッシュが一番好きだ。軽快にリズムを刻むあの “ザッ ザッ♪” という音を聴くだけでもう大喜びなのだが、そんな“ブラッシュ・バカ” の私が狂喜乱舞した1枚がこの「Helen Sings, Teddy Swings」だ。 このレコードがリリースされた1970年というのはちょうどジャズの “暗黒時代”...
View ArticleLet It Be 2024 New Master Definitive Edition
先週、ビートルズをメインに扱うブートレッグ通販ショップ「福武多聞堂」から新作案内メールが届いた。最近これぞ!というレコードやCDに巡り合えずに飢餓状態にあった私は待ってましたとばかりにリストに目を通したのだが、既発音源のAI解析による新編集リミックスとか最新マルチトラック・リミックスとかそういった類の盤ばかりで、さすがのブート屋さんもネタ切れやなぁ......
View Article「スター・トレック: ストレンジ・ニュー・ワールド」
私はネット配信がどうも肌に合わず、今でもレンタルDVD屋を利用している古いタイプの人間である。この前たまたまゲオに寄って “何かエエのんないかなぁ...” とレンタルDVDを物色していた時のこと、お目当てのアクション物に目ぼしいのがなくて “今日は空振りか...” と諦めて帰ろうとした時に偶然目に留まったのが「スター・トレック: ストレンジ・ニュー・ワールド」の日本版DVDだった。...
View Articleジェイソン・ステイサム特集① ~主役より目立ってるステイサム無双編~
ここのところ40℃近い猛暑の日々が続いているが、私は暑さが何よりも苦手な人間なので出来るだけ外出せずに家で音楽を聴いたり映画を観たりして過ごしている。ただ、最近はあまり目ぼしいレコードを買えていないせいもあって、映画、それも単純明快スッキリ爽快なアクション映画を観る時間が増えた。...
View Articleもう1つの「タンパのペッパー」、遂にゲット!①
私は好きな音楽に関しては徹底的に極めるのが信条で、一度狙ったレコードはたとえどんなに時間がかかろうとも必ず手に入れるようにしている。ゲットするのに数年、ヘタすれば10年以上かかったレコードも少なくないが、だからこそ、苦労して手に入れた時の喜びは言葉では言い表せないくらい大きい。 “タンパ”...
View Articleもう1つの「タンパのペッパー」、遂にゲット!②
盤質イマイチな「タンパのペッパー」を手に入れてからというもの、私はほぼ毎日のように盤に針を落として何とかノイズまみれのペッパーに自分の耳を慣らそうと努力したのだが、聴けば聴くほどノイズが耳についてしまい、却って逆効果に...(*_*) Filler盤と割り切ってはいても、演奏内容が素晴らしいだけに余計にストレスが溜まってしまう。 何とかならんもんかなぁ......
View ArticleThe Hit Parade Ⅱ/ 松本孝弘
ウチのブルーレイ・レコーダーにはキーワードを登録しておくと関連番組をすべて自動で録画してくれるという便利な機能があって、情報収集が苦手な私は結構重宝している。少し前にNHKの「SONGS」という番組にB'zの松本さんが出演された回がハードディスクに録画されているのに気が付いて、“松ちゃんが単独でテレビに出てるやん!” と興味津々で見てみたところ、ソロの新作「The Hit Parade...
View Article901さんとの夏会'24 ① ~「Careless Love」特集~
3連休初日の昨日、うだるような暑さの中を901さんがレコードをたくさん抱えて我が家へ遊びに来て下さった。今年のゴールデン・ウイークに再開したオフ会の第2回目、“夏会 '24”である。今回のテーマは①スタンダード曲「Careless Love」聴き比べ、②ビル・エヴァンスの「Portrait In Jazz」聴き比べ、③「タンパのペッパー」を大音量で聴く......
View Article901さんとの夏会 '24 ② ~コテコテのブルース大会~
901さん:実は今日はブルースのレコードも何枚か持って来たんやけど、聴きます? 私:聴きます聴きます! 901さん:これです。「Berlin Festival/Guitar...
View Article901さんとの夏会 '24 ③ ~エヴァンスの「枯葉」祭り~
私:いよいよエヴァンスいきましょか? 901さん:じゃあまず最初にフォンタナ盤からお願いします。 私:前に「Explorations」聴かせてもろうた初期国内盤2枚組のヤツですね。 901さん:そうそう、音を褒めてもろうて嬉しかったなぁ。...
View Article「ヘイ・ブルドッグ」 祭り①
この前の3連休にレコード棚を整理していたら突然頭の中で「Hey Bulldog」のへヴィーなイントロが鳴りだした。ある時は「Roll Over Beethoven」だったり、ある時は「Money」だったりと、アグレッシヴなロックンロール曲が脳内リフレインして止まらなくなるのは特に珍しいことでもないので、“今日はブルドッグが来たか…”...
View Article「ヘイ・ブルドッグ」 祭り②
ブルドッグ祭りのパート2はハードでヘヴィーなヴァージョンを集めてみました。これだけのロッカーたちが我も我もとカヴァーする「Hey Bulldog」ってやっぱりロックンロールの大名曲ですな。 ⑤Alice Cooper...
View ArticleLive at the 100 Club / The Jaded Hearts Club
このブログで2回にわたって特集してきた「Hey Bulldog」だが、ウチのレコード棚にはもう1匹、とっておきのブルドッグがいる。Jaded Hearts Club というグループの「Live at the 100...
View Article「Blues-ette」ステレオ 2ndプレス盤聴き比べ
カーティス・不ラーの「Blues-ette」は私にとって特別なレコードである。ちょうど1990年代に入って間なしの頃だったと思うが、突然全米チャートの集計方法が改悪されて汚らしい音を撒き散らすグランジ/オルタナ・ロックやキモいファルセット・コーラスに虫唾が走るネオ・ソウル、ワケのわからんヒップホップといった私の嗜好とは真逆のクソ音楽一色に洋楽界が染まってしまい、毎週「American Top...
View Articleリベンジ完遂でスカッとするハードボイルド映画特集
私はアクション映画が大好きで、中でも「ジョン・ウィック」や「キル・ビル」のようなリベンジ(復讐)ものには目がない。基本的にシンプル極まりないストーリーなので難しいことが苦手な私にはピッタリだし(←サスペンス映画で登場人物が覚えられないような複雑なヤツは絶対に無理...)、最後の最後に “倍返し”...
View Article「原色のスタークラブ」/ The Beatles
いつもビートルズ関連のブートレッグを買っている福武多聞堂から来たメールマガジンを見ていて“XAVELレーベル監修のオリジナル・ディミックス&リマスター・シリーズ”...
View Article901さんとの秋会 '24 ①
901さんを迎えてレコードを聴きまくるオフ会はこの半年で早くも3回目。今回のお題は “スタンダード曲「When You're Smiling」聴き比べ” と “ビル・エヴァンスの「Sunday at the Village Vanguard」聴き比べ” だ。 901さん:じゃあまず「When You're Smiling」からいきましょか?...
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